またいつか、京都に行きましょう。


 

 一年前に金宝寺寺報でお声かけした東本願寺宿坊の旅へ、十月後半に行ってきました。私たちは金宝寺奉仕団の名で東本願寺に隣接した同朋会館という宿泊施設に一泊し、法話を聞いて清掃奉仕をし、朝のお勤めに参拝しました。そして二日目はお骨を収め、数ヵ寺のお寺に参拝し、温泉旅館に宿泊しました。たくさんの思い出ができた二泊三日の旅の間に、参加者の方々からは様々なお話を聞かせていただきました。今回の旅行のために一年以上かけて体調を整えてこられた方。人生最後の京都参りだとおっしゃる方。先立ったお連れ合いとの思い出をお話しくださった方。念願だった納骨ができて安心した様子の方。そんな方々といっしょに今回の京都への旅ができて私自身がとてもうれしく、本当にありがたく感じました。

 

年に数回、嘱託補導という同朋会館の案内役を担い、参加者の方の感動を目にしている私は、ぜひ一度、金宝寺門徒の方々と金宝寺奉仕団として同朋会館に泊まりたいと願っていました。今回の旅はその願いが成就するというだけでなく、たくさんの方の願いがともに成就し、その感動を共有できるという素晴らしい旅だったと思います。私たちが今回泊まった同朋会館は今年の六月で数十年の役目を終えます。そして建て替え工事が始まり、その一年後に真新しい食堂やお風呂、エレベーターが整備されて完成します。いつかまた東本願寺宿坊の旅を計画したいと考えています。お骨を収めることも、法名をいただく帰敬式を受けることもできます。今回参加してくださった方も、参加できなかった方も、いっしょに京都に行きましょう。この金宝寺寺報に原稿をお寄せくださった片桐さんのお母さんが「宿坊に泊まって納骨したい」と声をあげてくださったことから始まったのが今回の旅です。関心がある方は金宝寺の者にお声かけください。